JAZZ ROCK

JAZZ ROCK 1


LINN TETRA&LINNKO / LINKO KISHI (岸 倫子)
前半は、かなりかっこ良いジャズロック、ディストレーションをかけたエレキバイオリンやエディジョブソン的な「泣き」
のバイオリンの音色が激しくも美しい完成度の高い音楽、もう少しドラムがタイトだともっとかっこ良い感じなのです
が、あまりビルブラッフォードみたいだと真似しているみたいで、これはこれで良いのでは?4曲目は日本人でないと
なかなか作れないミディアムテンポのリフが繰り返す美しい曲、クライマックスの「泣き」のバイオリンは感動モノで
す、8曲目からはアコスティックバイオリンで、前半とはかなりイメージが違う感じ、丁寧な曲作りがとても気持ち良く、
リラックスして聴けます


R・H・M
キーボートが井上 鑑です、私にとっては久しぶりの彼の音楽です、今回はかなり、かっこ良いバイオリンがリードの
ジャズロックです、全体的にややアカデミックと言うか、やや暗いと言うか、スピード感のある曲はかなりフュージョン
に近いけど4曲目みたいなミニマル的な曲は昔から変わっていなく、ある種、アルファ波発生音楽、でもアンビエント
ではなく、かなりアグレッシブ、でも気分良く聴ける、相変わらず不思議で不安定で、いろんな音がつまった音楽です


YUME NO OKA (夢の丘) / KENSO
ケンソーの自他認める代表アルバム、このへんからドラムのスネアの音がタイトになって、全体的な音もやや硬質な
感じになったかと思います、1曲約5分弱で小気味良いくらい次々と曲が進んで行きます、この曲順も全体的な流れ
がまるでトータルな組曲のようにすら感じられるくらい自然です、私は新宿の喧騒(ケンソー)の中でよくウォークマン
でこのアルバムを聴きますが、都会の整然と雑然の混ざった感じがこの音楽にはピッタリだと思います、新宿3丁目
周辺で10曲目がかかると思わず立ち止まり周囲を見やってこの曲に聞きほれます、この変拍子に出会って幸福!


妖精の森 / AIN SOPH
日本では有名なアイン ソフのアルバム、1曲目から高度なテクニックを綴れ折ったプレリュード、3曲目は、今でも色
褪せない叙情的な(日本人が好きそうなメロディラインがいっぱい)シンフォニックの名曲、組曲、妖精の森は約20分
の超大作(昔のLP B面に1曲)ハットフィールドの細かいメロディの織りなすイメージから始まって、デビッド ギルモ
アの「泣き」のギター、キャメルの叙情性、そして最後に初期のソフトマシーンを彷彿させるコケテッシュなフレーズ、
カンタベリーファンなら愛聴盤になりますね、


野原と帽子 / AIN SOPH
妖精の森に続くアルバム、タイトルのとうりハット、フィールドです、全体的な感じはやっぱりハットフィールド&ノース
なのですが、こちらの方がややウェット、日本的な湿度があると言うか、暗いと言う意味ではなく、何事もまじめに取り
組む一生懸命な日本人の几帳面さが出ています、やっぱりブラックジョークとおなかに入ればなんでも同じの食事を
とる(フィッシュ&チップスのことね)アバウトなアングロサクソンとの差はこのへんかな?差は差でもよい意味で、こち
らの方が曲や構成、アレンジは凝っていて緻密です、でも、カンタベリーっぽい?と言うと、やっぱりシンフォニックロッ
クに近いかもしれません、エッセンスはキャラバンに近いかも、美しい曲が揃っています、一家に一枚のCDでしょう


BILL / KILLING TIME
こう言う音楽はやっぱりプログレなのか?ジャズロックなのか?あるいはただのBGM?・・・にしてはテクニックがすご過
ぎて聞き流せない音楽、音や楽器、メロディ、フレーズなどひとつひとつは美しく、ジャズ的で時にはクラシカル、た
だ、それが一体の音楽となると、コケティッシュ、いたずら、即興との一歩手前、又は危うい均衡で成立している凄腕
音楽家たちの楽屋ネタのリハーサル・・・みたいな、マッチングモールに通ずる不真面目なオシャレ感覚のエスプリ


CHRONOMETERS / THE MUFFINS
アメリカのハットフィールドなどと紹介されていますが、このアルバムだけに関して言えば、完全にハットフィールドを
超えています、最初からかっ飛ばすドライブ感のあるベースのリフ、クラリネツト、サックスがリードする中、キーボード
や変に素直なギターの音色が曲の間を埋めてキラキラ細かいラメのような雰囲気、シンバルや細かいスティックさば
きのドラム、ホイッスルで突然ストップしたり、突然グルーブ感を出して疾駆するパーカッション、英国の一年中雨のよ
うなどこか暗い(アンニュイ、憂鬱)所がなく全体的にカラッとしていてやっぱりアメリカという感じです、カンタベリーフ
ァンは絶対に欲しい一枚です


MANNA/MIRAGE / MUFFINS
こちらの方がアルバムとしては有名です、こちらは基本的にギターは入りません、ダブル管楽器(サックス、フルー
ト、オーボエ etc)とベース、ドラムの編成です、そのため恐らくオーバーダビングを繰り返しながらのフリージャズスタ
イルや即興(インプロビゼーション)が多くなっています、長いインプロからジャズロックになだれ込みます、ドラム、ベ
ースはグルーブ感を出すため同じリフを極力繰り返し、管楽器が互いに掛け合いのフリーセッションしています、こう
言う音楽ってアメリカ人、理解できるのでしょうか?かなり暗くて、アカデミックです(もちろんマフィンズ的に)ソフトマ
シーンの5・6あたりが好きな人はかなり気に入るアルバムだと思いますか・・・


DIUMENGE / COMPANYIA ELECTRICA DHARMA
スペインのジャズロックグループ、1975年の録音ですからそろそろ本格的にフュージョンの嵐が吹き始めた頃です
曲の感じもフュージョン的で、エレキピアノはフュージョンのお手本のような隙間を埋める弾き方です、(ヤン ハマー
的)ただ、ディスレーションのかかったオルガンなどはまだ、ソフトマシーンあたりの影響が濃く残っています、曲の間
にスパニッシュギターの小曲が入っていますが、哀愁があってなかなか良いです、7曲目はソフトマシーンと間違うほ
どの浮遊感が出ています、


ENIGMATIC OCEAN / JEAN-LUC PONTY
ジャンリュックポンティの代表的アルバム、ギターはアランホールスワース、ポンティなので一応はフュージョンなので
すが(マハビシュヌオーケストラ出身で)ホールスワースのギターとポンティのエレクトリックバイオリンでフュージョン
から70%ジャズロックになってます、2人の掛け合いはまず3曲目がすご過ぎ!です、ミディアムテンポのギターのカ
ッティングに「泣き」のバイオリンが入ります、6曲目のギターはまるでUK、ギター、バイオリン両方キレキレで弾きま
くってます、



JAZZ ROCK 2

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